創業15年【中華そば 池田屋】。藤枝市青木で営業されていましたが、テナント老朽化に伴う建物解体で一旦閉店。2022年に現在の泉町に移転オープン。カウンターとテーブル席のある広いお店になりました。数ある志太系ラーメン店の中でも現代風にアレンジを効かせた一杯を味わえるお店。志太系が初めての方にもおすすめのお店です。

お店外観・内観について

店内は綺麗で清潔感があり、シックな雰囲気。少人数での利用にはカウンター席が、家族連れにはテーブル席が用意されており、ゆったりと食事を楽しむことができます。店員さんが注文を取りに来てくれるため、安心して過ごせるのも魅力です。さらに、駐車場も広いのも嬉しいポイント。

オススメは『チャーシューMIX』、『冷やし（並）』

温冷セットが定番の志太系ラーメンですが、一杯でも満たされるのが、池田屋の『チャーシューMIX』。柔らかなバラチャーシューと、しっとりモモチャーシューをどちらも味わえるいいとこどり。夏場はやっぱり『冷やし(並)』も是非。冷たい甘口スープと、冷水で締められたつるつるの自家製麺の食感もたまらない。

『チャーシューMIX』

さっぱりとした中に、しっかりとした魚介の風味と旨味が効いたスープ。鰹出汁と醤油の味が強く、他店とは少し趣が異なる味わい。脂はないけど、しっかりとしたコクも感じられます。鰹以外の乾物も使われているのかも。

麺はツルツルっとた喉越しの良い平打ち麺で、コシもあります。

脂の抜けた柔らかで、しつこさのないバラチャーシューが非常にスープに合います。

少し噛みごたえのあるモモのチャーシューと食感のコントラストも楽しめます。

『冷やし(並)』

お腹に余裕のある方は、こちらの冷やしもセットでいかがでしょうか（麺の量は、本家よりは少なめなのでおすすめです）。温かい麺とは異なる麺の食感を、甘くてとろっとした冷たいスープと合わせていただけます。夏場は冷やしだけでも良いですね。甘さは比較的すっきり仕上げてあるのが特徴。ちょっと時代に合わせたアレンジを感じます。紅生姜とわさびは志太系の定番ですね。わさびは少しずつ溶かして（ついつい一気に食べて咽せることがあります）。お好みで胡椒、一味唐辛子で味変も良いです。

志太系の進化を感じる池田屋の朝ラー

「中華そば 池田屋」のおすすめポイントをおさらいします。

①チャーシューは、モモ・バラ・MIXから選べます。

②中華そばは、志太系の進化を感じるコクと旨味の魚介系スープ。志太系に慣れていない方にもしっくりくる味わい。

③冷やしのスープは、甘さすっきりで食べやすい。