中部電力×SBS学苑藤枝校「遠州綿紬の小座布団と石畳だんご」イベントレポート
「遠州綿紬の小座布団と石畳だんご」イベントレポート
2024年10月7日、中部電力とSBS学苑藤枝校がコラボレーションしたイベント「遠州綿紬の小座布団と石畳だんご」を開催しました。趣きある島田市の石畳茶屋を会場に、ご応募いただいた方の中から抽選で選ばれた10名の方にご参加いただきました。
「遠州綿紬の小座布団づくり」
イベント前半は、「遠州綿紬」を使った小座布団づくりを体験。講師には、第32回技能グランプリ「寝具」部門で銀賞を受賞した、藤枝市岡部町の「天野ふとん店」店主・天野様をお迎え。参加者は、熟練の技「綿入れ」を見学した後、自ら仕上げの綴じに挑戦しました。プロの技に触れ、ものづくりの楽しさを体感できる貴重な時間となりました。
「遠州綿紬」を使った色とりどりの小座布団。
プロの技「綿入れ」を間近で実演。
袋状に縫った布に、中央はふんわり、四隅にもしっかり綿が入っています。
綿入れ&綴じ作業まで施された小座布団の中から好みのものを選びました。
仕上げ綴じの工程。座布団の中央に印をつけます。
完成した小座布団。
石畳茶屋の「石畳だんご」でほっと一息
ワークショップの後は、石畳茶屋の自慢の「石畳だんご」をご堪能いただきながら、参加者同士の交流を深めていただきました。
そのままでも、表面を香ばしく焼いても様々な味で楽しむことができる「石畳だんご」。
「エネルギーセミナー」
その後は、中部電力スタッフによる、暮らしに欠かせない「電気」について学ぶことができる「エネルギーセミナー」を開催。世界第5位のエネルギー消費大国である日本が抱える課題「エネルギー自給率」「地球温暖化」について学びました。参加者からは、「エネルギー問題について、改めて考える良い機会になった」「毎日の暮らしの中で、節電など自分にできることから始めていきたい」といった声が聞かれました。
今回のイベントを通じて、参加者は生活に役立つ情報を得るとともに、伝統的な技術やエネルギーに関する知識を深める機会となりました。今後も中部電力×SBS学苑のコラボレーションによるさまざまなイベントを企画し、参加者の皆様に有益な体験を提供していきます。