環境日本一のまち藤枝 未来に輝く環境都市
藤枝市では、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、国の進める「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動 (デコ活)」に賛同し、令和6年1月30日にデコ活宣言を行いました。 今回はその概要と取組をご紹介します。
地球規模の環境課題解決に向けて
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、世界共通の長期目標として、今世紀後半に温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成することが合意されました。この実現に向けて、世界中が取組を進めており、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げています。日本では、2020年10月、政府が2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロ(カーボンニュートラル)を目指すことを宣言しました。カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減、並びに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。
暮らしの中でできる環境にやさしい取組を
国では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、新しい国民運動「デコ活」を展開中です。「デコ活」とは、「(DE)脱炭素 (De’carbonization)」と「エコ(Eco)」を合わせた「デコ」と、「活動・生活」を合わせた新しい言葉です。藤枝市では、環境の啓発事業や、再エネ、省エネに係る補助事業の推進及び、環境行動を実践する人材を育成することで、「デコ活」の取組を後押しします。また、市民・事業者・行政が“もったいない”の精神を基本に、温室効果ガスを削減するための行動を実践し、「環境日本一のまち」の実現を目指します。皆さんも暮らしの中でできる環境に優しい取組を進めましょう。