ふじえだイノベーションスタジアム2023グランプリ決定!

~ふじえだの未来を創るビジネスコンテスト~

ふじえだイノベーションスタジアム2023グランプリ決定!

 

藤枝市では、先月20日、地域課題の解決に向けた先導的な事業を創出することを目的としたビジネスコンテスト「ふじえだイノベーションスタジアム2023最終審査会」を開催しました。

 

幅広い分野を題材に11社が最終審査会に

藤枝市では、地域産業の持続的な成長を図り、市民の健康と長寿を守るため、首都圏のスタートアップなど革新的な企業や地元企業による「実現性」「持続性」の高いビジネスプランを広く募集し、ビジネスコンテストを開催しました。ネーミングもサッカーのまち藤枝らしく「ふじえだイノベーションスタジアム」としました。藤枝市の強みであり、大きなマーケットを有する「食と農」「健康・医療」の分野を中心に、産業・ビジネス革新やまちづくりに繋げるため、事業分野・業界業種を超える新たなビジネスの創出を支援することが目的です。

応募があった県内外43社の中から事前審査を経て、11社が最終審査会に進みました。先月20日、藤枝市産学官連携推進センター(BiViキャン)で開催された最終審査会には、お茶、農業、医療、住宅、部活動、お笑いなど幅広い分野を題材に考案した事業計画が発表されました。

 

すべてのビジネスプラン実現を総力で支援

グランプリを受賞したのは、「ファーマー・コネクト」と題し、アグリツーリズムを提案した都内のベンチャー企業に勤務する速水将平さん(藤枝市出身)。農業体験と宿泊、飲食の提供を想定し、行政・農地所有者・古民家所有者・建築家・訪日外国人などの関係者らと連携するプランを発表しました。表彰式では、「藤枝市は、様々な関係者のバックアップもあり、ビジネスをしやすい環境があるため、今すぐにでも藤枝で実際に起業していきたい。」と意欲を示しました。

この他、準グランプリには、カーボンクレジットを通じた農業の脱炭素推進事業を提案した株式会社フェイガーの上本絵美さん、奨励賞には、有機茶と液状茶を組み合わせた藤枝茶ペットボトルの開発・販売を提案したマツバ製茶株式会社の松葉晟司さん、藤枝金融協会賞には、部活動と地元小売店を繋ぎ、日常消費の中で教育を支援する仕組みを提案した株式会社First Penguins Companyの川﨑大さん/株式会社清水屋スポーツの山本剛さんが受賞しました。藤枝市では、入賞の有無にかかわらず、エントリーされたすべてのビジネスプランの実現のために総力で支援していきます。

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