-
市内には、徳川家康とゆかりがある旧藤枝宿エリアを含めて14か所の商店街があります。
その中から3つの対象エリア(岡部宿周辺・藤枝宿周辺・藤枝駅周辺)を周遊していただき、商店街や日本遺産等の魅力を知ってもらうこと、そしてその魅力を市内外へ発信するきっかけにすることを目的に、Instagramを活用したフォトラリーを開催しました。
「ふじえだつながる商店街」には、いつも訪れる商店街エリアだけでなく、点と点をつなげて線に、線と線をつなげて面にするようにいくつものエリアを巡って、藤枝の楽しさや美味しいものを1人でも多くの方に知ってもらいたい、そんな願いが込められています。 -
WEBサイトの
活用方法
1.写真を楽しむ!
2.撮影スポットを実際に訪れる!
3.何ヶ所か巡ってみる!
-
岡部宿
宇津ノ谷峠の西に位置する東海道五十三次21番目の宿場町・岡部宿では、農業のかたわら旅籠や茶屋が営まれていました。
江戸時代後期に建てられた「大旅籠柏屋」は、多くの旅人や武士などが利用した規模の大きな旅館で、現在は当時の旅の様子を学べる歴史資料館として公開されています。
全国的にも貴重な建物で、国の登録有形文化財のほか日本遺産構成文化財にも認定されています。
周辺の街道を歩けば、随所に当時の宿場町の面影を楽しむことができるエリアです。 -
藤枝宿
東海道五十三次22番目の宿場町・藤枝宿は、田中城の城下町としても栄えた宿場です。
山間地に通じる山の道と海浜部に通じる海の道の結節点に位置していたことから、農産物や海産物など様々な品物が集まる拠点としても賑わいました。
徳川家康が鷹狩りのために度々訪れた「田中城下屋敷」や県の天然記念物で日本遺産構成文化財でもある久遠の松を有する古刹「大慶寺」など、由緒ある歴史文化遺産が数多く残るエリアです。
藤枝駅
藤枝停車場(のちの藤枝駅)は、前島村出身の青地雄太郎(のちの青島村長・衆議院議員)の誘致運動が功を奏し、前島村地内に決定しました。
明治22年4月16日、東海道鉄道の静岡-浜松間の開通に合わせて、藤枝停車場も開業しました。これまで一面田んぼだった前島付近には商店・会社・工場が進出し、戸数も40年間で3.5倍に増加するなど、駅前(駅北口)は急速に発展しました。
藤枝停車場開業当時からプラットホームに建つ赤レンガ油庫は、130年以上経つ現在も使用されています。
同一段にレンガの長手と小口を交互に積む「フランドル積み」の現存建築物として希少価値があり、貴重な明治時代の鉄道遺産です。
