「ふとん職人とつくる遠州綿紬の座布団」イベントレポート
2025年10月7日、中部電力とふじキャンがコラボレーションしたイベント「ふとん職人とつくる遠州綿紬の座布団&エネルギーセミナー」を開催しました。袋井西コミュニティセンター彩雲館を会場に、ご応募いただいた方の中から抽選で選ばれた20名の方にご参加いただきました。
「ふとん職人とつくる遠州綿紬の座布団」
イベント前半は、「遠州綿紬」を使った小座布団づくりを体験。講師には、第32回技能グランプリ「寝具」部門で銀賞を受賞した、藤枝市岡部町の「天野ふとん店」店主・天野様をお迎え。参加者は、熟練の技である「綿入れ」を見学した後、小座布団の仕上げとなる綴じ作業に挑戦。実際に体験してみると、その難しさに驚きの声が上がり、プロの技術の高さを改めて実感されていました。プロの技に触れ、ものづくりの楽しさを体感できる貴重な時間となりました。

「遠州綿紬」を使った色とりどりの小座布団。


プロの技「綿入れ」を間近で実演。

袋状に縫った布に、中央はふんわり、四隅にもしっかり綿が入っています。

綿入れ&綴じ作業まで施された小座布団の中から好みのものを選びました。



仕上げ綴じの工程。座布団の中央に印をつけます。

天野先生の説明に参加者も真剣!


印をつけたところに糸を通します。


結び玉を作るのも難しい!
「エネルギーセミナー」
その後は、中部電力スタッフによる、暮らしに欠かせない「電気」について学ぶことができる「エネルギーセミナー」を開催。セミナーでは、世界のエネルギー消費の現状から、電気がつくられ供給されるまでの過程、そして日々の暮らしで実践できる節電方法など、幅広い内容を学ぶことができました。参加者からは、「エネルギー問題について改めて考える良い機会になった」「日々の暮らしの中で、節電など自分にできることから始めていきたい」といった声が聞かれました。



今回のイベントを通じて、参加者は生活に役立つ情報を得るとともに、伝統的な技術やエネルギーに関する知識を深める機会となりました。今後も中部電力×ふじキャンのコラボレーションによるさまざまなイベントを企画し、参加者の皆様に有益な体験を提供していきます。
